研究室の雰囲気は?
研究室としての雰囲気はまだかたまっておらず、年度や学期でメンバーが入れ替わると、雰囲気も変わります。
和気あいあいとしている、と言われることが多いようです。
百聞は一見に如かずなので、関心のある方はぜひ一度研究室訪問にいらしてください。
定例ゼミに来ていただければ、なんとなく、雰囲気を感じていただけると思います。
指導体制は?
個別の研究指導は、基本的に学生さん主体で行っています。
たとえば教員との面談の頻度や時間は学生さんによって、あるいは時期によってまちまちです。
進路や研究の進捗によって、自由に指導の受け方を組んでもらうようにしています。
逆に「どういう頻度で行けばいいかわからない」という方は、そのように相談してもらえれば対応します。
それ以外では、定例ゼミで、定期的に発表の場がまわってきます。
目安としては半期に1〜2回程度です。
定例ゼミでは、担当学生が自分の研究内容を発表し、学部生・院生を含めディスカッションをしています。
ゼミを通して、発表者として経験をつむだけでなく、研究を見る視点を養ったり、教員や先輩をみながらディスカッションのスキルを身につけたりすることを目的としています。
学生同士の交流は?
現時点で学生数が少ないこともあり、学生同士の交流は比較的活発です。
学部生の卒業研究の相談に大学院生がのる、といったことも自然に起こっています。
卒後の進路は?
まだ卒業生が多くないので、なんとも言えない、というのが正直なところです。
数年後をめどに、卒業生の進路についても公表できるようにしていきたいと思っています。
学外機関との連携は?
東北大学病院(緩和医療科)、東北大学医学系研究科緩和ケア看護学研究分野、国立がん研究センター、等とのつながりがあります。
関心のある学生さんには、これらの機関との共同研究にも関わってもらうことができます。
学部生でできることは限られていますが、特に進学を視野に入れ、長期的に計画を立てられる方には、様々な選択肢が考えられますので、お問い合わせください。
医療以外のテーマはだめ?
学生さんの研究テーマは必ずしも教員と一致している必要はありません。
そのため、現在所属している学生のテーマも、特に学部生に関しては,医療以外のものが大半です。
ただし、医療やサイコオンコロジーに関心のある方であれば、より踏み込んだ指導ができます。
サイコオンコロジーとは?
教員の専門分野の名前です。
聞きなれない言葉ですね。
サイコオンコロジーとは、Psychology(心理学)とOncology(腫瘍学)という2つの単語から作られた新しい用語で、日本語では精神腫瘍学とも訳されます。
がんになったことで気持ちが落ち込んだり、病状を患者さんにどう伝えるべきか悩んだり、からだの病気は患者や家族の心に大きな影響を与えます。
サイコオンコロジーとは、こうした問題の起こる仕組みを明らかにしたり、その対処方法を考えたりする学問領域です。
詳しくは、教員のHPや日本サイコオンコロジー学会のHPをご覧ください。
研究だけでなく、病院などの臨床現場でも、心理士の活躍の場があります。
臨床心理学の中ではまだ新しく、心理士の数も少ない領域ではありますが、学生の希望によっては、こうした現場での働き方についても学ぶ勉強会などを行うこともできます。
サイコオンコロジーはがんに特化した分野ですが、この分野での知識やスキルは、広く身体疾患全般に共通しますので、からだの病気を抱えた患者さんのサポートに関心のある方は、ぜひお問い合わせください。
進学や研究生としての在籍を希望する場合は?
学外の方で進学を希望される場合は、一度研究室訪問に来ていただき、教員との面談、およびゼミの見学をしていただくことを推奨しています。
メールにて連絡をいただければ、日程調整します。
ゼミの開催日に研究室訪問をする場合、大学院生から直接大学院生活のことなど、聞いていただくことが可能です。
また、研究生としての在籍を希望される場合、研究計画書の提出をお願いしています。
計画書の内容を検討した上で、当研究室での受け入れを検討できる場合には、教員との面談を設定します。
国外にお住まいの方は、Skype等を利用しての対応も可能です。
面談の後に、最終的に受け入れの可否を判断します。
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